活気あるカタール経済の現状サウジアラビアによる断交から2年

摘要

2017年6月5日に、OPEC（石油輸出国機構）の盟主であるサウジアラビアをはじめ、UAE（アラブ首長国連邦）、バーレーン、エジプトなどのアラブ諸国は、突如としてカタールとの国交断絶を発表した。国交断絶の理由は、「カタールがイスラム過激主義やテロ組織を支援していること」とされた。具体的には、イスラム教原理主義組織であるムスリム同胞団への支援が挙げられる。