JXエネのSAS事業国内で停止、米国中心に

摘要

JX日鉱日石エネルギーは5月30日、機能化学品の一つセあるスーパーアロマティツクソルベント（SAS）の製造·販売事業を2016年8月から米国中心とした事業に見直した。国内主用途である感圧紙溶剤の需要が年々減退している上に、競合する中国品の流入が増加していることからである。一方、米国では高級絶縁油をはじめとした高機能製品を取り揃えており、欧米市場で需要が堅調なため、米国での製造販売に一本化する。