古紙再生促進センター 通常理事会/報告と意見交換会 「禁忌品 見本帳」を作成·配布

摘要

古紙再生促進センターは5月23日、東京·中央区のオフイスで通常理事会を開催、2021年度の事業報告ならびに決算報告を行い、いずれも原案通り承認された。理事会終了後には報道関係者向けの報告と意見交換会が行われた。まず収支決算をみると、製紙メーカーの仕入量と問屋の販売量に応じて納めてもらう会費（t当たり8円）を中心とした収入が2億2,923万円（前年度比+2.3%)、事業費や一般管理費などの支出が2億3,231万円(同+18.9%)。支出の伸びが高いのは、新型コロナウイルスの影響で前年度が大幅な減額となった反動である。すなわち2020年度はコロナ禍で通常の事業活動が極度に制限され、結果的に支出が減っていた。その意味で21年度の支出はコロナ禍以前に戻った形であり、2年前=19年度の支出に対しては+ 2.0%の伸長にとどまる。