米国プリント配線板需給動向　2006年1月

摘要

米国でも年初のビジネスはスローダウンする。 特に1月は四半期の最初の月なので、12月に比べて受注、出荷とも下落する。 2006年1月における北米プリント配線板産業の受注と出荷は、2005年12月に比べて例年通り下落している。 それでもリジッドおよびフレキシブル配線板合計の1月のB／B値は1.13と、前月に比べて0.07ポイント上昇した。 1月のリジッドプリント配線板のB/B値は12月と同じ1.09であるが、フレキシブル配線板のB/B値は12月の0.95から、1月は1.30と急上昇したことが全体に大きく影響している。 何度か言及しているように、フレキシブル配線板の受注額は毎月の変動がきわめて大きく、単月だけで需給のトレンドを判断するのは難しい。