ガラスェポキシ銅張積層板(FR-4)の再区分問題(第4報)

摘要

電子家電の進歩は想像を絶するものがあり、ついこの間までの花形製品であったノートPCゃ携帯電話、薄型TVなどでは技術進化と価格破壊が同時に進行し、安易なビジネスモデルに安閑としていられる時代はとうに過ぎ去つたかのように見える。日本の半導体産業の凋落に伴って、本来であれば世界最先端を走っているべき日本製携帯電話は今や『ガラ携』と揶揄され、世界市場では厳しい状況にある。また、少し前まで家電量販店での店頭販売の中心であった日本製薄型TV(液晶、プラズマなど）が海外勢の攻勢によって、世界市場での手痛い敗北を喫した結果、半導体産業に続き、今までならば日本を代表するような家電メーカーの大赤字や経営危機など、想像を絶する変化が起きているというのが現在の状況である。