日本プリン卜配線板生産実績2016年12月

摘要

例年であれば、日本のプリン卜配線板業界の出荷額は、年末商戦へ向けて拡大していく。しかし今年の場合、9月をピークとして、3ヶ月連続での減少となってしまった。12月の出荷額は363億12百万円で、前月比で5.2%の減少になっている。前年同月比では、7.6%の減少である。いっぽうで、12月の出荷数量は124.6万平方メー卜ルで、前月比で5.2%減少となっており、前年同月比では、6.5%の増加となつている。2016年通期で見ると、前年比で出荷額は10.8%減少の4593億円、出荷数量は4.3%減少の1421万平方メー卜ルとなった。このようなアンバランスは、メーカーが、仕事量を確保するために、ユーザーからの値下げ要請を受け入れている様子がうかがえる。結果として、日本のプリン卜配線板業界は定常的な縮小傾向から抜け出せないでいる。