元井内流体摩擦による温度上昇が発端と稚定

摘要

昨年11月4日、山口県下関市の下関三井化学で発生したNF3爆発事故について、三井化学と下関三井化学は、4月23日、社内外の有識者も参加した合同事故調査委員会が作成した事故原因の推定と再発防止策を盛り込んだ事故報告書を公表、爆発事故は、17本組みNF3チューブトレーラーの容器間の充填圧力差により元弁内流体摩擦でNF3が発火、同火災によって隣接した8本組みNF3チューブトレーラー（充填済み）が加熱され、爆発したものとしている。