サツマ餞素工業創業者故内村貞久氏社葬に多勢参列

摘要

サツマ酸素工業の名誉会長で、内村ガス工業会長の内村貞久氏の合同社葬が3月17日、鹿児島市大竜町の吉田葬祭典礼会館新世飴で行われ、関係者多数が故人の業績を偲ぶとともに冥福を祈った。同氏は熊本県出身、学徒動員され、知覧の特攻隊基地で待機中終戦を迎え、戦後の荒廃の中から、1946年サツマ酸素商会を創業、九州屈指のガス溶材商に成長させた立志伝中の人で、社業の発展ばかりでなく、長く特攻隊基地の慰霊活動や社会貢献活動に尽力した。早くから子息の武志氏に社長を継承、会長、名誉会長となっても会社に出て、社員と交流するのを楽しみとしていた。