カンゾゥ(甘草)のグリチルリチン酸高含有品種：スーパーカンゾゥの,発にむけてThe researcher consortium that carries the future

摘要

漢方製剤には多くの種類の生薬が利用されている。200処方以上にのぼる一般用漢方製剤のうち 実に約7割の漢方製剤に生薬「甘草（カンゾゥ)」 が使用されている。生薬カンゾゥの医薬品原料としての国内使用量はl,267t(2008年度）と全生薬 中で第一位の使用量である。生薬カンゾゥの基 原植物はマメ科多年生草本植物のウラルカンゾゥ (学名：Glycyrrhiza uralensis)やスペインカンゾゥ (.Glycyrrhiza glabra)で，これら植物の地下部分が 生薬原料である（図1)。