「日野ブルーリボンシティハイブリッド用」ハイブリッドシステムの開発

摘要

デフレシオの最適化とハイブリッドシステムの制御適合により，都市路線走行パターンで，一般車対比15％の燃費改善効果が得られ目標を達成した。 またアクセル開度による回生トルクを調整する機能を考案して，ドライバビリティの向上も図った。トルクアシストの実施方法等のハイブリッド制御の最適化，エンジン燃焼の最適チューニング，さらにDPRの採用により，目標である新長期排出ガス規制に適合できた。 ハイブリッドユニットの機能統合による改廃，小型·軽量化によりPCU内にユニットを一括収納し，このPCUを屋根上に搭載することで標準仕様ノンステップバス認定制度に適合したノンステップ化を達成した。