ロシアと中央アジアのエネるギー協力

摘要

9月15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベにおいて、ロシア、中国、中央アジア諸国で構成する上海協力機構の、第5回首相会議が開催された。 そして、アジアにとっての「エネルギー·クラブ」を形成することが主要議題となり、また実質的な成果ともなった。 会議に集まった首相たちは、エネルギー、情報·テレコム、運輸の分野でのプロジェクトに、企業家·銀行家たちをより広範に参加させるメカニズムをとくに重要視した。 今年6月の上海協力機構首脳サミットでプーテン·ロシア大統領は、エネルギー資源の生産国。 消費国·トランジット国を結合するメカニズムとして「上海協力機構エネルギー·クラブ」の創設を提唱していたが、今回の会合ではその実現に向けた具体的な諸決定も採択された。 特別作業グループが速やかに、その可能性について検討することになった。