時系列10mm厚検診CT画像を用いた肺結節の進展度解析アルゴリズム

摘要

現在，肺がh検診の読影において時系列画像間での比較読影は，病変の増大を確認しやすいことから肺がhを検出するのに有効な手法である．我々は，関心領域を正確に比較するために血管情報に基づいた画像位置合わせアルゴリズムを提案し，臨床運用において有効性を示している．現在までに肺結節の領域をマッチングするシステムの開発の成功している．そこで，領域マッチングの結果を利用し肺結節の進展度を自動で解析することにより，肺結節の変化を定量的に表し，医師に有用な情報を与えることを本研究の目的とする．