実装設計を想定した回路設計の勘どころ：（第7回）高速回路を設計回路通りに動作させるためには

摘要

これまで問題とならなかったデジタル回路が、高速化したことで、誤動作や精度誤差などと言った問題を引き起こすことが多い。 信頼性のある機器を設計する場合、実装上の配慮はもちろh重要なことであるが、論理設引上の配慮も高速回路になればなるほど、データシート上の細かなタイミングに注意を払い、タイミングエラーの原因を作らないようにすることが誤動作を防止する上で大切である。本稿では、こうした観点から、誤動作などの問題を未然に防ぐ対策を検討する。