2出力型Mach-Zehnder干渉型光変調器を用いた1:4時間多重分離とその160 Gsymbol/sシステムへの応用

摘要

本発表では、160Gsymbol/sシステムに適用可能なOptoelectronic 1：4時間多重分離法を提案する。2出力型Mach-Zehnder干渉型光変調器（MZM）を即、てクロック再生とともに1：2シリアル·パラレル変換を実現し、それをツリー構造化する方式である。本手法の動作帯域はMZM変調帯域の4倍で決定され、40GHz帯域を有する部品の組み合わせによって160Gsymbol/s動作が可能である。本方式を用いて、160Gbit／sRZ-OOK光信号の時間多重分離実験を行った結果、入力信号パワーが－23dBm以上の領域において10~(-9)以下のビット誤り率が達成され、良好な受信特性が実現された。さらに、40km分散シフトファイバ伝送後の160Gbit/s RZ-OOK光信号に対しても同様の受信感度が達成され、本方式が160Gsymbol/sシステム実験の評価に活用できる性能を有することが示された。