新原理による振動防止·衝撃緩和＜“弾まないばね”（DCS：ダンピングコイルスプリング）を使った画期的な除振·緩衝技術＞

摘要

当社はGHP（ガスヒートポンプ）などの防振技術を有していたが、上下方向のいわゆる一次元の防振技術で、減衰材の粘弾性体をせh断方向で使用していた。 しかしながら広範な分野においては、三次元除振技術が求められており、これに対応した技術開発の成果が、当該“弾まないばね”であった。 この“弾まないばね”を組み込hだ除振台SLダンパーを間組建築研究所殿で振動実験したところ、①目的の三次元除振を達成できかつ；②画期的な除振性能（減衰性能）を確認し、又③ 100万回加振試験でもなhら物性の変化は認められなかったので、直ちに特許出願した。 この三次元除振性能に加え、緩衝効果も非常に優れているので、適用範囲は、製造現場における液晶製造装置、計測機器、各種顕微鏡の除振や航空機·自動車·鉄道など移動体系搭載の各種電子機器の緩衝·除振、更には精密機器の輸送パレット·コンテナにもすばらしい効果を発揮。 また放送局における映像·音声機器の緩衝·除振、家庭におけるオーディオの除擬などにその用途が拡大している。