タンクローリ／トレーラ：厳しい需要環境の中で明るさも規制緩和などで大型化たどる－長寿命化,コンテナ化も需要減要因ケミカル、食品用などは技術満載

摘要

タンクローリの市場規模は10年前の7割水準まで減少、一部の機種を除いて低迷状態をたどっている。 大型化（大容量化）と長寿命化、そして最近顕著なコンテナ化が、台数減少の要因になっている。 石油系機種に限れば、石油製品物流の改革なども大きく影響し、高度経済成長期に需要が膨らhだケミカル用機種なども需要が一巡、代替需要が顕在化するまでには至っていない。 ただ、こうした中で、ケミカル用や食品用機種などは積載物にあわせた独自技術を駆使した製品化を図っているほか、規制緩和を背景にタンクトレーラ需要の持ち直しなど、大型化機種の需要に明るさもみえ始めている。