3.75kl積み'LP37.5-61K'－新明和工業：角型タンクで容量アップ

摘要

新明和工業が3.75kl積み灯油宅配ローリを発表したのは2004年の東京モーターショーでのこと。 灯油の宅配は、できるだけ効率よく客先を回るためにタンクの大容量化が望まれる一方、狭い路地や軽トラックがやっとの農道を走って行かなければならないため、車両そのものは小さくなければならない。 そのため、容量を取るなら4t車、小ささを取るなら2～3t車のどちらかの選択を迫られることになった。 そこで同社は、3t級シャシの小回り性能はそのままに、4t車なみの積載量3.75klを実現するタンクローリLP37.5-61Kを開発。 灯油宅配ローリのまさに“切り札”として、華々しくデビューしたのだった。