フロリダトウショー2016

摘要

近年、「センチュリー1150／1150R」といった新開発の大型ローテータ一機をデビューさせ、ショーの話題を一身に集めていたミラー·インダストリーズは、最近も1130のモデルチェンジ版「センチュリー1135」を発売するなど、ローデーター製品で他社を圧倒するとともに、その優れた作業性を訴求してきたが、今回のショーでは1135は出品されず，フラッグシップモデルの「センチュリー1075S」と1150の2モデルが出品されるに留まった。実際、インテグレート機の市場人気は相変わらず高いのだが、ショーではあまり目立ってこなかったので、今回はインテグレート機をメインにしたのだろう。また、ミラー社の製品統合が進展しており、ブランド違いの同一モデルを見比べる機会でもあったようである。さらに、ショー名物の実機デモも、バルカンV-100やホルムスD．T．U．といった、登場のチャンスが少なかったモデルが現れるなど、例年とはちょっと趣が異なるショーだったといえる。