廃棄物発電でEV塵芥車を運行

摘要

川崎市とJFEエンジニアリングは3月17日、廃棄物発電とEV 塵芥車を組み合わせた「ゼロ·エミッションシステム」による、ごみ収集の実証試験を開始したと発表した。同日、川崎市浮島処理センターで開始式を催行し、翌18 日から約1年間（2016年3月17日～2017年3月31日）にわたる試験をスタートしている。JFEエンジの構築によるゼロ·エミッションシステムは、ごみ焼却時の廃熱から蒸気タービン発電機により発電、その電力でEV塵芥収集車を運行することで、ごみ回収時のCO_2排出ゼロ·排ガスゼロ·低騒音を目指した日本初の塵芥車運用システムである。