電動塵芥車をもっと手近に：富士重工業 電動塵芥収集車フジマイティーエレクトラ

摘要

富士重工業は、電動式塵芥収集車「フジマイティーエレクトラ」を開発し、4月12日から全国販売特約店を通じて発売した。電動塵芥車の商品化は国内3例日。電動塵芥車に対する普及ニーズが大きいことから、導入コストの低減を追求、密閉型鉛バッテリー（シールドバッテリー）と独自のパラレル駆動方式を用いることで、2t回転板式で約990万円、2tプレス式で約1,100万円（いずれも参考価格）と、先行2車に比べ約300～400万円も安い価格を実現した。また、荷箱容積や積載量についても通常車と全く同等で、優れた商品力も確保している。同社エコテクノロジーカンパニー営業部の木村恒部長は、「手の届きやすい価格とすることで、1台だけではなく複数の台数を購入されることを目指した」とそのコンセプトを表現する。