工事コスト削減する排水性舗装用側溝ふた

摘要

大和クレス（岡山市，林壮治社長）は，工事コストの削減を実現する排水性舗装用の「アングル側溝ふた」を開発，本格販売を開始した。近年，排水性舗装や歩車道のバリアフリー化の対応として，側溝の改修工事が全国的に進められている。通常，新規に側溝を設置する場合，埋設型側溝の排水は側溝側面に開孔を設け，排水舗装層の水を処理しており，路面排水を処理するためにはスリット状の開孔を設け，管渠型スリット側溝（円形水路など）で対応しているのが一般的だ。しかし，これらの管渠型側溝は新規の型枠コストに加え，専用の鋼製アングルや鋼製グレーテンダを用いるため，製品としてかなり割高になっているという現状がある。