大容量·高効率給湯機で中～大規模施設の熱源転換を促進：大型業務用ヒートポンプ給湯機「MEGA·Q」

摘要

近年、日本におけるCO_2排出量は増加傾向にあり、業務分野においては、基準年となる1990年比で約42％も増加している。また、給湯エネルギー消費量の業務分野に占める割合は、全体の約2割となり、大きな割合を占めている。一方、現在、業務用給湯機販売台数の約9割が燃焼式給湯器となり、ヒートポンプ給湯機は、普及初期段階であり、市場は今後、大きく拡大できる余地があるといえる。こうした状況から、ダイキン工業は、業務用途としては小型のヒートポンプ給湯機「エコキュート」を販売しているが、給湯使用量の大きい宿泊施設、福祉施設、病院施設など中～大規模施設にも対応でき、CO_2排出量削減にも大きく貢献できる大容量給湯機が必要であると考え、大型業務用ヒートポンプ給湯機『MEGA·Q』を東京電力株式会社と共同で開発し、今年4月より販売開始する。