千葉県と産業界の連携によるコンビナ千卜活性策～エネルギーフロントランナ斗ちば推進戦略の取り組申～

摘要

京葉臨海コンビナート地域は，千葉市から富津市の湾岸部約6,000haの埋め立て地に，石油精製，石油化学，鉄鋼，電力，ガスなどの企業が立地する，日本最大の素材·エネルギー型産業の集積地域であり，その競争力の維持·強化は本県の発展にとっても不可欠である（図1）。 近年，同地域は，アジア諸国における工業団地の大規模，最新鋭化等により，国際競争力の低下が懸念されており，原油·材料価格の高騰の中で，地球温暖化への対応も求められるという大変厳しい状況にある。