年会実行委員会企画シンポジウム「若手が語る：油脂の機能性研究の将来」を終えて

摘要

2014年9月10日に実行委員会企画シンポジウム1として「若手が語る：油脂の機能性研究の将来」が開催されました。油脂はヒトの健康を維持するための大事な栄養素の一つであり，欠かすことのできないものです。また，油の多い肉や魚などの食品はとてもおいしいものであり，食に楽しみを与える要素です。しかしながら，ご存じのように油脂の大量摂取が原因となる肥満を原因とした生活習慣病やがhなどの問題がクローズアップされています。油を研究対象とする本学会でも，多くの研究者が油脂と健康の関連について研究を進めています。今回はこのような分野の研究で活躍している若手の研究者の講演を通じて，最先端の研究や普段のシンポジウムではなかなか伺うことが難しい実験法の実際の所を紹介することができればと考え企画しました。