JSPS－DFGセミナー「大気エアロゾルの物理化学特性ならびにその大気質および健康への影響」参加報告

摘要

大気エアロゾル化学分野では，近年海外にキャリア パスを求める若手研究者が増えている。特にドイツに は日本からの若手研究者が多く，日本からコンタクト を取りやすい状況にある。著者らは，日本学術振興会 （JSPS）およびドイツ学術振興会（DFG）の二国間交流事業（日本側代表：佐藤，ドイツ側代表：白岩）によ りサポートを受けてドイツマックスプランク化学研究 所（WIC）において日独交流セミナーを開催し，日独 の共同研究の可能性を検討した。本稿では，セミナー で議論された最新の研究成果をまとめ，今後実現可能 性のある共同研究について報告する。