保証制度充実させユーザーに安心与える事業を

摘要

全国マスチック事業協同組合連合会（山岸純一会長）は10月31日、青森県三沢市の古牧第2グランドホテルにおいて、第22回通常総会を開催した。 冒頭挨拶に立った山岸会長はまず、この2月に、青森県塗装事業協同組合が、東北マスチック協同組合に加盟したことを受けて、青森県を総会開催地に設定した旨説明した後、「現在のような社会情勢下で、各地組合の組合員数は減少傾向にある。 しかし一方で、国土交通省認可の長期性能保証事業をぜひ使いたいという方が新たに参加してくれている。 やはりこの事業の必要性が深く浸透してきたのではないかと思う。 長期性能保証事業は、昨年度12億円の実績をあげたが、利用希望者が年々増加していることで、組合内に保証事業が根付いたと実感している。 新年度はさらに、工事期間、完成までの保証となる工事完成保証制度を確立するべく、検討を重ねていく。 これが実現すれば、ユーザーに対して、長期性能保証と合わせ、工事の始まりから長期保証の終わるまで安心してもらえる仕組みが完成する」と、保証制度の一層の充実を図る考えを示した。