住宅性能表示制度の動向

摘要

住宅性能表示制度の根拠法である「住宅の品質確保の促進等に関する法律」は2000年4月1日に施行されています。 その後、住宅性能の表示基準と評価方法基準の告示が2000年7日19日に公布され、また指定住宅性能評価機関（住宅性能評価業務を行う機関。 以下「評価機関」）の国土交通大臣による最初の指定が2000年10月3日に行われています。 従って、住宅性能表示制度は、制度が動き始めて実質的に1年を阿ったとい一つた状溜です「。 評価機関の数は2002年1月現在83機関であり、全国147都道府県の全てにおいて1以卜の評価機関が開設されています。 そのうち約半数の42機関が財団法人等の公益法人ですが、評価実績をみますと上位5社は全て株式会社であり、純民間企業の検討が目立っています。