北極の微生物の大繁殖とその影響

摘要

1980年代後半以降、グリーンランドの氷は減少傾向にある。2000年代に入ってからは年平均で1m以上、氷床の高度が下がった場所もある。気温が上がり、水分が補給されると氷の下で眠っていた微生物が動き出す。グリーンランドは北米大陸だけでなく、アジアの砂漠地帯などからも砂粒（ダスト）が飛hでくる。微生物はこれらに含まれる塩や鉱物を栄養にして活動する。