屋根用高日射反射率塗料のJIS制定される--耐候性等も含めた総合的な規格--再来年秋以降に適合品も

摘要

かねてより作業が進められていた、屋根用高日射反射率塗料の標準化がいよいよ実現し、JISの制定に至った。7月20日に、「JISK5675（屋根用高日射反射率塗料）」として経済産業省より公示された。これまでも、(社)日本塗料工業会規格「JPMA27耐候性屋根用塗料」の中に同種の塗料の規格は設けられていたが、今回のJIS化により、屋根用高日射反射率塗料に対してさらに客観的な評価が可能になり、今後の同種製品の健全な普及につながることも期待される。