モルタル外壁の信頼性と通気構法

摘要

3月11日14時46分、マグニチュード9．0の東日本大震災が発生し、宮城県栗原市で震度7、最大加速度2，933ガルの揺れを観測、本震の揺れは東日本全体で約6分間続いたとされる。M9.0は、国内観測史上において最大となり、1900年以降、世界でも4番目の規模であった。気象庁によると、最大震度6弱以上の地震が3/11、12、15に続けて発生し、各々の震央地は三陸沖、茨城県沖、新潟県中越地方、静岡県東部であり、広範囲で大規模な震災となった。また、国土地理院によると、本案に伴い東北全土がおおよそ東南東へ移動しており、特に宮城県牡鹿では、水平方向15．3m移動し、垂直方向に12m沈下していた。警察庁の3/27、18：00現在の資料によると、死者·行方不明者は27，242名（警察に届け出の無い安否不明者は含まれない）に至り、甚大なる被害を受けた。