多賀谷嘉昭氏を新会長に選出--一般社団化に向け作業進める

摘要

（社）日本塗装工業会は、5月20日、群馬·草津町のホテル櫻井において、第51回定時総会を開催した。総会は午後2時より、北原正常任理事の司会で行われ、まず国歌·会歌の斉唱に続き、乃一稔副会長の開会の辞で始まった。冒頭、白川隆幸会長が挨拶。白川会長は、「会長に就任し2年。この間、効率的な会務運営を図るべく委員会の統廃合を行い、また会の活性化の目玉として地域ブロックの整備、活動の強化に取り組hできた。それぞれが地域特有の悩みを抱える中で、すべてのブロックに課題をクリアーしていただいた。ただ、これらが実際に成果を上げられるか否かは、今後の各ブロック員の皆様の活動にかかっている。ぜひともよろしくお願いしたい。昨今、景気が改善されてきたとの詰も耳にするが、我々にとっては他人事で、日々苦しさが増している状況だ。行政の施策にも大いに期待するが、やはり自助努力なしには改善しない。議論を重ねた結果、我々は一般社団法人となることを決めた。公益事業は変わらずに進める一方、これまで規制のあった会員のための事業も積極的に行えるようになる。その中身については、役員はもとより、個々の会員の皆様も一緒になって考えて、参画して欲しい。広く社会に認知される会として、将来も発展していけるよう、一層の結束が求められている」と語った。