培った技術を生かして新たな姿勢で取り組む

摘要

日本建築仕上材工業会（岩崎行男会長）は1月12、東京·元赤坂の明治記念館において平成13年賀詞交歓会を開催した.当日は会員をはじめ官庁、学会、関係業界からの来賓など約200名の参加があり、会場は活況を呈した.会の冒頭挨拶に立った岩崎会長は、まず各方面への感謝の言葉を述べた後、「20世紀は豊かな時代であったが、環境の問題など反省すべき点も多い.21世紀は、その反省点を踏まぇたうえで活動をしていかねばならない」とし、今世紀に社会が克服すべき課題は多いという考えを示した。 さらにその中での同工業会の立場について、「規制緩和への対応など、従来の姿勢だけでは21世紀にはとり残されてしまう。 幸い、私たちには発足以来35年間に亘ってさまざまな研究を進めた結果培われた技術がある.今、住宅分野では"長期耐久性"や"健康住宅"といった需要が高まっているが、私たちの技術はそうしたところで大きく活かすことができ、まだまだNSKは発展できる。 他の業界に先駆けた、パイオニアとしての立場で、新しいことを進めていきたい」と、同工業会のさらなる進化への決意を新たにした.