透湿ルーフイングの更なる認知を

摘要

透湿ルーフィング協会（松村重信会長）は6月12日、東京·港区の南青山会館において平成19年度総会と設立3周年記念講演会を開催した。 総会では平成18年度事業報告及び決算、平成19年度事業計画及び予算が審議され可決成立した。 紀念講演の冒頭、挨拶に立つた松村会長は「当協会が発足して4年がたつた。 してきた。 ルーフィングの市場の中で我々は2から3パーセントしか占めておらず、無限の広がりがあると思う。これを如何に広げていかの活動が重要だ。これまで土屋喬雄顧問に協力をいただき、昨年、一昨年と全天候試験室で実験を行い、平成18年度はシミュレーションを進め次の実験に繋がるようなデータを蓄積した。 そして本年度は蓄積したデータに見られた内部結露や夏型結露について、材料の違いなどで起こりうるか否かの実験を進める予定で、当協会は新しい領域に入っていくこととなる。 正会員も7社となり、まじめに取り組みながら透湿ルーフィングが屋根下地材の長寿命化に貢献できるものであるという認知を広め、業界にさらに入っていきたい」と語った。