ものづくり人材育成の方向性-平成17年度「ものづくり白書」よリ

摘要

わが国が人口減少社会を迎え、さらに団塊の世代の引退が進hでいく中で、ものづくり現場における活力を維持するためには、企業内において熟練技能を習得·継承しやすい環境を整備していくことが重要である。国においても、熟練技能の体系的管理等を促すとともに、支援施策を強化することが重要である。 例えば、定年延長により技能継承の指導者として活躍して貰うことに意義がある。 それには「技能は盗むもの」という考え方からの脱却が求められる。 デジタルマニュアルの完備への取組も必要である。