環境コミユニケーシヨンの役割（2）--平成13年環境白書より

摘要

企業は一連の事業活動の中で、資源、エネルギーの使用や廃棄物の排出を通じて環境に負荷を与えている。 企業自らが、どのような環境負荷を発生させ、どのように低減していけばまいのかについて的確に把捉することがまず重要である。 さらに、企業にはそれらの現状を環境報告書や環境ラベル、環境広告などを通じて、消費者、投資家、取引先、従業員、金融梯関、地域住民といった多様な利害関係者へ開示していく説明責任もあるといえる。 環境面からも企業が評価されるようになってきている今日、このような企業による環境コミュニケーションの果たす役割はますます大きくなっており、他の主体との間でのパートナーシップへと発展するための土台となる。