非破壊検査：超音波探傷法による「循環水管外面腐食点検工法」の実用化－大径管外面腐食測定P-Master

摘要

本点検工法では、複数個の超音波探触子を搭載した測定走行車を管内面側に配置し、円周方向に吸着走行させながら、連続的に管の板厚を測定する。 従って、地面の掘削、コンクリートはつり、管内部での足場の架設等の大がかりな付帯工事を実施することなく、循環水管全体の外面腐食状況を把握できる。 さらに、①任意点の測定値を表示できる；②測定データの保存が可能；③腐食状況分布図を作成できる；等の特徴をもっている。