エネルギーの計測としての流量計：天然ガスパイプライン用超音波式流量計

摘要

地球温暖化が原因とされる大災害·環境生態系破壊のニュースが珍しくなくなってきました。 そのような中、天然ガスは「環境にやさしいエネルギー」、「化石燃料の中でも最もクリーンなエネルギー」といわれている。 又、燃焼時のCO{sub}2排出量が最も少ない化石燃料であることから地球環境保全を図る上で最も有望な化石燃料として全世界でその開発と導入が進められている。 特に欧米、中近東諸国のエネルギー政策による天然ガスへのエネルギーシフトが進められるとともにガスパイプライン綱の整備が飛躍的に増大し、現在ではほぼ全域に張り巡らされているといっても過言ではありませh。 パイプライン網の整備と同時に重要視されているのは天然ガスの計量方法で、いかに精度良く計量するかである。 その課題に従来から用いられている渦式やタービン式ではなく、超音波式流量計が一役買っています。 ここでは今や天然ガス用超音波流量計のリーディングカンパニーであるSICK MAIHAK社のFLOWSIC600を紹介する。