3月下旬から円高基調に変わった為替相場は仏大統領選まで続くが選挙後はドル高·円安へ方向転換

摘要

今期のC重油価格に反映するコストは3～5月の3カ月。HS，LSのいずれでも値下げ幅の半 分前後を占めている為替については表①に示したように，仕切基準の前提は3～5月平均111．77円／ドルで，前期確定の115.64円から3円87銭の円高·値下げ圧力で想定された。3月は実績の114．04円で前期平均より1円60銭の円高にとどまるが，想定された4月分以降は110．81円，110．22円と5円を超える円高になっている。