元売は原油,SS業者は陸RIM精坂で異なる価格指標の評価

摘要

日本では製油所の精製能力と製品別需要間の乗 離が少なく，過去原油を海外から輸入し国内で精 製する消費地精製方式を基本としてきたこともあ って，地産地消に近い需給構造となっている。 ただ近年の需要減少とともに余剰数量は増え， 2014年にはガソリンの輸出量は生産量の5％，軽 油は15％まで増加した。こうした精製能力余剰状 況を改善するため2010年7月に「エネルギー供給 構造高度化法」が制定され，精製各社はこれに沿 って能力削減を計画，実行している。