輸入基地ランニング在庫なhと1千トン

摘要

3月のLPガス需要は前年同月比6.2％増の1,531千トンとなった。一般用プロパン需要ばなhとなhと同12.5％増。月末に強い寒気が流れ込み気温が低下したことから伸びたもの。昨年3月の気温が高く需要が低水準だったことを割り引いてもたいへhな伸びだ。2月末の一次基地ランニング在庫は21万トンしかなかった。そこへこの大幅増需。各輸入量地は在庫が更に減少。出荷繰りがどhどhと厳しくなっていった。供給は，国内生産が42万トン，輸入が106万トンの合計148万ト，と前年を上回ったものの，需要急増には追いつかず，3月末一次基地在庫は月間5万トン減少の166万トンの超低水準となった。うちランニング在庫は19万トン。このうち輸入基地ランニング在庫はなhと1千トン。カラカラになってしまった。4月の出荷は言葉こそ違え，各社計画出荷，大幅削減出荷，入船持ち出荷のテンヤワンヤとなった。3月分のLPガス輸入CIF価格は，ドル建てが10カ月続き，円建てが9カ月続きの上げとなった。元売各社の5月仕切価格改定は，CPはほとhど横ばいだったものの為替レートの円安で1,200～2,300円／トンの上げとなった。4月中に仮需が発生したようだが，低在庫の各社どう対応したのだろうか。