国際協力銀行、中国での日本企業の水産加工事業を支援

摘要

国際協力銀行は中国において日本企業の水産加工事業拡大を支援する目的で15日、カネダイ（本社：宮城県気仙沼市）との間で、7,000万円の貸付契約に調印した。 本融資は、カネダイの中華人民共和国法人烟台福宝食品有限公司（略称：福宝食品）に対する増資払込資金を対象とするものであり、福宝食品が中国山東省烟台市にて行う水産加工工場の増設のために必要な資金として利用される。 カネダイは水産加工業を主とする企業であり、1999年に福宝食品を設立し、中国において主としてカニ·甘エビの生食加工品の生産·販売を行っている。近年、日本の国内工場同様の品質·衛生管理が可能な福宝食品の受注が増加していることから、カネダイでは事業の拡充を図っており、同行は本融資により同社の中国における事業展開を支援する。