中国造船業の発展·拡大に対応、厚板ミルの生産能力

摘要

中国における造船業の発展·拡大とともに、造船用鋼材に対する需要が更に増加し、11·5カ年計画（2806年～2010年）には年間830万t、12·5カ年計画（2011～2015年）には年間1千万t超に達すると予測されている。 これに対し、中国の鉄鋼メーカーも造船用鋼材生産ラインを増強している。 厚中板ミル建設プロジェクトの稼動状況は、以下の通り。 厚中板ミルが上海宝鋼など6メーカーで稼動。生産能力は770万t。 内訳は、宝鋼集団（上海市）の5,000mm圧延ミル、文豊鋼鉄（河北省）の3,500mm圧延ミル、新余鋼鉄（江西省）の3,800mm圧延ミル、南陽漠治鋼鉄（河南省）の3,500mm圧延ミル、湖南華菱鋼鉄（湘澤鋼鉄）の3,800mm圧延ミル、安陽鋼鉄（河南省〉の3,500mm圧延ミル。