植物由来工ンジニアリングプラスチックポリアミド11と自動車用途への応用

摘要

1955年の商業生産開始以来，PA11は植物由来プラスチックであることを特にアピールする必要もなくもっぱらその生来の優れた機能で自動車用途を中ノむに着実に独自のマーケットを形成し，発展させてきた。昨今の環境意識の高まりにより別の方向からPA11にスポットライトがあたる形となったことを考えると，PA11はまさに古くて新しいプラスチックであるといえる。アルケマでは，今回紹介した各種植物由来材料だけではなく，他の樹脂とのアロイやカーボンチノチューブとの複合化など，高機能化を目指した開発も積極的に展開している。このためには新規用途を開発したいと考えているユーザーとの緊密な連携が不可欠である。興味のある方は是非弊社にコンタクトして頂きたいと願っている。