会員のニーズに沿った協会活動

摘要

謹hで新年のお慶びを申し上げます。昨年、大企業では好調な決算見通しが次々と発表されましたが、当協会会員からは、報道でみられるような景気の回復の声は聞こえてこない状況でした。特に、表面処理加工は製品の最終の工程であり、表面処理の依頼が来るまでにいくつもの加工工程が入り、なかなか景気回復の恩恵を受けにくい業種でもあります。また、昨年の会員調査においても円安による資材コスト上昇、長引く原発の稼働停止による電気·エネルギーのコスト上昇、加えて消費税増税についても、大半の会員が生産コストに転嫁できていないという厳しい状況でした。