「社会環境報告書」に見るVOC対策推進状況

摘要

地球環境に対する総揮発性有機化合物の影響も大きな話題となってきた。 2004年3月9日、VOC排出規制を含む大気汚染防止法の改正案が閣議決定し、5月26日の国会で法制化された。 環境省が提出した本案は煤煙の排出規制、有害大気汚染物質対策の推進に加えて、VOCの排出規制が加えられた。 VOCの定義は"大気中に排出され、又は飛散したときに気体である有機化合物（浮遊粒子状物質及びオキシダントの生成原因にならない物質として政令で定める物質を除く）とされた。 "