太陽光高反射シート防水材の開発--ヒートアイランド対策のアーキヤマデー

摘要

アーキヤマデ株式会社は、塩化ビニル樹脂系シート防永材の専業メーカーで、今年で創業50周年を迎えます。 同社の「シート防水技術」は、1956年の創業以来、同社の発展を支えてきた中核技術です。 この技術は、都市を形成する多様な建築物の屋上を、雨や風、紫外線といった環境から守る独自のテクノロジーとして開発され、現在塩化ビニル樹脂系シート防水では国内トップシェアの企業です。 これまでの豊富な施工実績から生まれてきた自社の特許技術であるIH（誘導加熱）工法はアンカー固定工法で、下地にアンカーで固定したディスク表面の接着層を防水シートの上から加熱溶融し、シートを固定する工法です。 この工法は、従来のアンカー固定工法のようにアンカーで防水シートに穴を開けない長所があります。 また、同社の工法は下地の種類（コンクリート、ALC、瓦棒屋根、折板屋根等）を選ばないため、建物の改修工事でも優位性をもっています。 更に、同社の高い技術力は、塩化ビニル樹脂を中心にMMA樹脂の積層、改質剤の配合技術についての基礎研究や屋外促進暴露試験など多角的な研究開発に裏づけられ、これまで数多くの特許技術として結実しています。