第8回不均一触媒調製の科学的基礎シンポジウム参加報告

摘要

上記題名の執筆依頼が来たときには産総研関西センターに在籍しておりましたが，この度,大阪大学ぞお世話になることになりました。 触媒学会の皆様，今後ともよろしくお願いします。 さて本題ですが，昨年の9月にべルギーのルーバンカソリック大学（UCL）で開催された8th International Symposium on Scientific Bases for the Preparation of Heterogeneous Catalystsに参加してまいりました。 この会議は，B. Delmon教授が中心となって第1国から今回までの全ての会議をUCLで開催し，触媒調製とその科学的側面に注目した研究に関する国際会議であるという点で，数ある国際会議の中でも異彩を放っています。 前回のB．Delmon教授の退官に続き,今回は，G．Poncelet教授の退官が控えているとのことで，この会議のオーガナイザーの勇退が続いており時代の流れを感じさせる毛のでした。