架橋型ジアミドジメチルチタン錯体-アルミノキサン触媒系によるプロピレンのリビング重合

摘要

dried MMAOならびにdried MMAOを担持した固体活性化剤は、架橋型ジアミドジメチルチタン錯体（［ArN（CH_2）_3NAr]TiMe_2（Ar＝2,6 - ~iPr_2C_6H_3））を活性化し、ヘプタン中、0°Cでプロピレンリビング重合を進行させることを見出した。 また、成長反応速度ならびにポリマーの分子量分布は用いる活性化剤に依存することがわかった。 活性化剤のXPS測定より成長反応速度の増大はdried MMAO中のAlのLewis酸性度の増大に、また分子量分布は担持されたdried MMAOの不均一性に起因することを明らかにした。