ABSの製品モデル製作量産までのコスト削減、期間短縮

摘要

㈱エル·ジーシー（本社·愛知県和立市、岡田鋭春社長）は、このほど熱溶解積層法「FDM（フューズド·デポジション·モデリング）システム」による製品モデルの本格受注·製作を開始した。 同システムはABS樹脂を造形機で積層して製品モデルを製作するもので、従来に比べ、設計から量産までの工程·準備コストを約15％削減、期間も約15％短縮できる。 同社が製造販売している物流関連プラスチック製品で採用し、経験、ノウハウを畜積したことから、物流関連以外の業種の製品モデルの受注·製作を新規事業として展開するもの。 製品モデルは小物ギア程度のものから最大でW600×D500×H600㎜まで可能。