東京消防庁第六消防方面本部消防救助機動部隊について

摘要

消防救助機動部隊（通称：ハイパーレスキュー）は，平成7年に発生した阪神·淡路大震災を教訓に，通常の消防力では対応が困難な災害等に迅速に対処するための部隊として平成8年12月に創設されました。 東京消防庁は，都内10のエリア（消防方面）のうち，これまでに第二（23区南部），第三（23区西部），第八（多摩地区）消防方面に消防救助機動部隊を配置しており，第六消防方面本部消防救助機動部隊は，住宅等が密集した23区北東部の震災等大規模災害への対応力の強化を図るため，4番目の部隊として平成19年4月25日に運用を開始しました（図1）。